「アーツでかわる・アーツでかえる」はタッチアーツプロジェクトが行なっているイベント名です。

タッチアーツプロジェクトとは?

2012年、Touch artsプロジェクトは、アーツセラピーを学び、実践しながら、その有意義さを広く社会に伝えていきたいと思っているメンバーから出発しました。

現在は、セラピーという範疇にかかわらず、アート表現を媒体に活動されている方達と共に、プロジェクトを推進しています。

 

アーツセラピーが少しでも多くの方に浸透して、その有効性が社会で生かされるために、

また、アーツセラピーにまだ触れたことのない方達が、様々なアーツセラピーのワークショップを体験し、ご自身の可能性を開いていただく機会を提供するため、

毎年1回イベントを開催しています。

現在、タッチアーツの趣旨に賛同し、私たちと一緒に活動していただけるボランティアスタッフを募集しております。


大人になると、毎日の暮らしのなかで、「自分を自由に表現する」、という機会はほとんど失われてしまっています。

自由に表現することは、子どもっぽい事だったり、誰かを傷つけたり、他の人の迷惑になる、そんなふうに思っている人もいます。

 

子どもたちは遊びの中で、「自由に表現する」事を楽しんでいます。

そうやって、感情を発散させ、思い通りにはならない現実を受けとめて、遊びの中でその現実にどうしたら適応できるのかを無意識に学んでいるのです。

だから、子どもに自由に表現する機会をもたせてあげる事はとても大切です。

 

この事は大人にとっても同じです。けれど大人は、遊びの中でも誰かに気をつかったり、評価を気にしたり、いつの間にか責任を追ってしまったり、とせっかくの遊びの場でさえ、ストレスを溜めてしまっている人も少なくありません。

 

何も考えず、ただ遊ぶ、表現する。

その、ツールとして、私たちはアートをもっています。

アートを用いる事で、誰にでもできる、かつ安全な方法で、「自分を自由に表現する」ことが可能になります。

 

タッチアーツプロジェクトは、このようにアートを用いた自由な表現の機会を作り、一人でも多くの方へ伝える為に、

年に1回のイベントと、

様々なアーツセラピストのワークショップのご紹介をしています。

 

 Touch arts プロジェクト 代表 森すみれ